十五夜でしたね!
雲一つない晴天の中、とても美しい満月を見ていてもたってもいられなくなり、咄嗟に一枚仕上げました。
月はとても綺麗で、心が洗われるような気持ちになります。
ですが、国によっては月は狂気をもたらすものと思われている節があるようです。
実際、満月の日には事故や事件が多いという噂もあります。ハロウィンも、満月が描かれることが多いですね。
ラテン語で月の事はluna(ルナ)と呼びます。ちなみに満月はplena lunaです。
このルナという言葉は、英語では「狂気」という意味も持ち合わせています。
そして古代ギリシア語では、月のことをselene(セレネ)と呼びますが、これから発展した「セレニアコス」という言葉は「精神に異常をきたした者」という意味を持っています。また「ルナティック」も同様の意味を持ちます。
日本では、運のいい事を「ツキがある」や「ツイている」と言いますが、これらの「ツキ」は「月」をさすとも言われています。
月は本来、「憑く」の意味を持ち、神霊が乗り移った状態を表しているそうです。
このように、日本での月は縁起の良いものとされることが多いですが、海外では全く逆に捉えられているようです。
文化によって、考え方がまるで違うのは、とても面白く、興味深いものですね。
十五夜のイラストは作品倉庫に置いておきます。
次回の更新を気長にゆっくりとお待ちしていただけますと幸いです。
コメントをお書きください